Web Speed Hackathon 2025に参加しよう
来る2025/03/22(土)からWeb Speed Hackathon 2025が開催されます。

Web Speed Hackathonとは
Web Speed Hackathonは課題となる重たいウェブアプリケーションを高速化してスコアを競うチューニングコンテストで、フロントエンドエンジニア版のISUCONです。
課題のボトルネックがフロントエンドエンジニアの業務領域がちな部分に沿って設問されています。と言ってもブラウザで動く部分だけというわけでもなくて過去の開催ではSQLiteからの初期データ読み込みやSSR経路のNode.js処理の改善でスコアが上がりました。
ウェブにいくつか体験記が投稿されているので検索して読んでみると良いでしょう。またWeb Speed Hackathonの競技環境は無料PaaSなどで手軽に再現できるのが良いところなので、開催期間を逃しても後から参加することができます。

Web Speed Hackathonのここが良い:個人戦
個人的にWeb Speed Hackathonの良いとことは一人で参加できる点です。チーム形式のイベントについては(あえて一人で参加する選択もあるものの)、まわりが子育て世帯であると”家庭優先”原則が働いてしまいなかなかチーム構築をする気力も起きませんでした。なのでWeb Speed Hackathonの形式は筆者のような友達の少ない人にはありがたい。
Web Speed Hackathon 2024の思い出
申し遅れましたが筆者は特にWeb Speed HackathonやCA関係者というわけではなくて通りすがりのものです。
昨年のWeb Speed Hackathon 2024はちょうど初日の夜にイベント中なことに気づいて、遅れてリモート参加しました(なのでもしかしたら募集ページには締切日が記載されていますが、リモートはその限りでないのかもしれません)。
印象的だったのは開催期間が土日の日中にも関わらず深夜もずっとベンチマークが回っていたことです。ハッカソン的活気っぽい。

筆者はといえば若者と同じ方法で闘っては勝ち目がなさそうなので「これが大人の狡賢さだ・・!」とばかりに上位陣のチューニング結果をカンニング参考にしてスコアを上げていたところ、バグも取り込んで失格してしまいました。情けない。なので今年は正攻法でリベンジしたいです。
コーディングエージェントの利用
昨今の業界の情勢からするとCursorやClineなどのツールがWeb Speed Hackathonでどのように扱われるのかは気になるポイントだと思います。過去の開催ではChatGPTに聞きながらチューニングする程度のことは参加者もやっていたと思いますが、現在のようなコーディング自動化は行なっていなかったです。
何となく今までの方針から推測すると、禁止する方法もないのでルールで定めないけど参加のベースラインは無料で使えるPaaSやツールの範囲を推奨。という感じかと思っています。自動化したからといってスコアが上がるようなものか疑問ですし、これはむしろ設問の作成側が頭を悩ませる部分かもしれません。
予習に使えそうな情報
各種チューニング方法のウェブ記事
過去問のリポジトリ
参加登録は以下からできます。
