#13: GPT-5.6 Sol、Fable 5、AlphaEvolve

今回は、GPT-5.6 の製品・プラン別提供範囲と、Claude Fable 5 のプラン内提供延長を先に扱い、続いて Google Cloud の AlphaEvolve、LatchBio によるエージェント・ハーネスの検証、Droid Shield 2.0、pnpm の monorepo versioning RFC、Lightpanda の IndexedDB 実装を見ます。

GPT-5.6 の製品・プラン別提供範囲

7月9日の GPT-5.6 一般公開時に提示された製品別の提供範囲を、GPT-5.6 のヘルプ(7月11日更新)がプランごとに再掲しています。標準チャットの既定は GPT-5.5 Instant のままで、選べる GPT-5.6 系のモデルと推論設定はプランごとに異なります。

標準 ChatGPT のプラン Medium / High(Sol) Extra High(Sol) Pro(Sol Pro)
Plus 利用可
Pro / Business / Enterprise 利用可 利用可 利用可
Free / Go

Work と Codex では、標準チャットにない Terra / Luna も選べます。max は GPT-5.6 を使える Work / Codex ユーザー、ultra は Work で Pro / Enterprise、Codex で Plus 以上に開放されています(提供条件と価格)。

製品・プラン 選択できる GPT-5.6 ultra
ChatGPT Work: Plus / Pro / Business / Enterprise Sol / Terra / Luna Pro / Enterprise
Codex: Free / Go Terra
Codex: Plus / Pro / Business / Enterprise Sol / Terra / Luna 利用可

名称が近い設定は区別が必要です。標準チャットの Pro は GPT-5.6 Sol Pro を使う選択肢です。Responses API では GPT-5.6 に standardpro の2つの reasoning.mode があり、既定は standard です。これは思考量を指定する reasoning.effort とは独立し、effort を省略するとどちらの mode も medium になります。prostandard より多くのモデル処理を行うため、遅延とトークン使用量が増え、処理に使ったトークンは選択モデルの通常レートで課金されます。Work / Codex の ultra は複数エージェントを並列に動かす製品側の設定で、API の mode や effort の値ではありません。API では Responses API の multi-agent beta を使って同種の構成を組めます(GPT-5.6)。

Codex 利用には ChatGPT デスクトップ 26.707.30751 以降、または Codex CLI 0.144.0 以降が必要です。手動選択した Sol の推論は既存の reasoning 枠を使い、上限到達時には GPT-5.4 Thinking mini へフォールバックする場合があります。自動切り替え分は手動選択の allowance には数えません。

Fable 5 のプラン内提供を7月19日まで延長