就活日記 (5) Coiney訪問

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モバイル決済サービスを提供するCoineyのオフィスへ行きました。

人がどんどん増えていっている最中らしく、高級マンションの中にあるオフィスが賑っていました。

会議室や談話スペースではなく開発作業をしてるエリアに直接案内してもらって至近距離で見学できたので貴重な体験でした。

Coineyエンジニアは外国人の方も結構いて国際色豊かなんですが皆日本語も堪能、逆に日本人メンバーも英語が堪能のようでした。オフィス内ではだいたい日本語でやりとりされているようです。

Coineyエンジニアは実力者が多く、お話させてもらった高木さんなんかは「サーバサイドJavaScript Node.js入門」という書籍の著者の一人です。

GitHubのOrganizationページを見ると所属している人がわかるようになっているんですが、明かにヤバいレベルのCocoaデベロッパーがいます。なのでこれは是非お話しなければとチェックしていました。

彼はフィヨルニさん(読み方があっているかどうか不安)と言ってカヤックやCoolirisに以前は在籍されていて、その後初期のCoineyに参加されたそうです。

Fjölnir Ásgeirsson | LinkedIn

彼がGitHubで公開しているソフトウェアを見るとNeXTっぽいネタやXmonadなどのシブい感じのリスペクトがったりでおもしろいです。個人的に「君のGitHubアカウント見たよ、あのソフトウェアはクールだね」という海外エンジニアっぽいやりとりがはじめてできて満足でした。

Objective-Cランタイムで動く独自スクリプト言語Tranquilが一番興味深い感じなんですが、Cocoa以外にもLuaOpenGLなど僕が全然把握しきれてない領域も得意らしく。OpenGLベースでこだわって作ったCoineyアプリの箇所などをその場で見せてもらえました。

他に印象に残ったのは、ソフトウェアだけでなくハードウェアの開発にも力を入れてほぼ0から一人で設計開発を行っているという部分が興味を引きました。まったく体験したことない分野なのでどういう感じで仕事を進めていいのかすら想像できません。

またCoineyKitなどのSDKの仕組みも鋭意開発中です。これができるとサードパーティ製アプリへの組込みやカスタマイズ、連携など可能性が広がりそうです。一方、他人の金銭に関わる重要な処理なので相応の信頼性の高いソフトウェアが求められることもあって取り組みがいがあります。

まとめ

Coineyは美しいデザインのプロダクトを支える確かな技術を持った優秀なエンジニアによって作られているザ・ベンチャーといった感じの魅力的な会社です。目に見えて手にとれるハードウェア、「決済」といった私達の生活の身近な部分にサービス開発の成果が届き、技術で世の中に影響を与えているという達成感もあります。

あと、この環境なら間違いなく実践的な英語の能力がアップするでしょう。

CoineyではRailsエンジニアやiOSAndroidエンジニア、またハードウェアエンジニアまで広く積極的に募集しているそうです。是非話を聞きに行ってみましょう。