iPhone アプリ開発コミュニティのネットワークライブラリが ASIHTTPRequest から AFNetworking への移行の流れ?

先月末にみてた情報なのでなんか遅れがあるかもれないけど。

[request release]; - All-Seeing Interactive

で作者のpokeb によるASIHTTPRequest のメンテをやめる項の宣言がなされて*1、プロジェクト自体は残ってるけど今後はあんまり活発にメンテされないんじゃという具合で、先のエントリでも代替プロジェクトとしていろいろ紹介されててその中でAFNetworking が一番将来性ありそうかなー、といくらかの人が思っているみたい。

例えばGowalla*2 のアプリで使われているとか(過去の例をみるとこういうのにはメリットもデメリットもあるけど)

https://github.com/AFNetworking/AFNetworking

チュートリアル的な記事は以下の作者のやつがわかりやすかった。基本的にNSURLRequest オブジェクトをNSOperation 互換のクラスにくわせて成功/失敗のコールバックをObjective-C のblocks で記述するウェブ開発みたいな感じのコードにするみたい。

http://engineering.gowalla.com/2011/10/24/afnetworking/

補足

当然のことながら「ASIHTTPRequest はオワコンだ! はやくAFNetworking に移行しなくちゃ!」というメッセージではなく(今使ってるプロジェクトはそのままでいいだろう)、今度新しいプロジェクトはじめる時はAFNetworking 使ってみるかー、ぐらいの意味合いです。

ネットワークまわりの便利ライブラリというだけで完全な代替プロジェクトでもないし、冒頭の記事でpokeb も言っているとうりNSURLRequest/NSURLConnection で十分じゃんというケースも多々あるわけで

*1:ソース読んだことある人はわかるだろうけど相当たいへんそう

*2:人気の位置情報SNS