「メガネは顔の一部です」

おたく者「甘いな。もはや僕のメガネは身体の一部だ。」
「くっ・・・左腕を丸ごとメガネにチューンナップか・・・! やるな・・・!」
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代表者「あいや待たれい。儂の考えではメガネは宇宙の一部じゃ」
「代表!?」
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人文者「私の見解ではメガネは現実の一部であり、それ以下でも以上でもない(拙書『不可解型イデオロギーとポスト・メガニズム(1996 焚書社発刊)』を参照されたし)しかし、近年では仮想世界にもメガネ化が見られるという声もあり。中でもS・ファーグナー助教授の『多重世界総メガネ論』は学会においてあまりにも有名――」
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サブカル者「チミチミぃわかりやす過ぎだよぅ。まぁボクなんかは――」
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哲学者「メガネが顔の一部ではなく、顔がメガネの一部なのではないのだろうか。しかし、はたして何をもってメガネと顔の境とするのだろうか。メガネと顔の境を証明しないことにはメガネが大部である可能性も、全部、すなわちメガネ=顔ということもできるのである。」
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通りすがり「メガネが顔なんて一部の人だけです! すべての人がそうであるかのように言うのはミスリードです! やめてください!」

「過去ログにすべて目を通して下さい。その分厚い瓶底メガネでな!」