無題

私はその事にしばらく憂鬱を感じた。それは私が彼らの死を傷んだ為
ではなく、私にもなにか私を生かしそしていつか私を殺してしまうきまぐれな条件があるような気がしたからであった。私は其奴の幅広い背を見たように思った。
梶井基次郎『冬の蝿』


なんか、どうも鉄道関係で事故があったのは知ってるんだけど俺はテレビもニュースサイトもみてないのでどういうことがあったのか詳しくは知らないんだけどこんだけ話題になってるともう知ってるのが当たり前って風にみんな思ってるわけであって、そんななか俺みたいなヤツがアレゲな発言をして気付かないうちに知らない人を傷つけてしまったり、こいつなに言ってんだ空気読めとか第三者の人に思われてしまったりするのが怖いので電車の話が出来ないんだけど、ふとなんだこの一時的な縛りはと疑問に思った。だからといって、したり顔で誰もが皆傷つき傷つけられていきているのさ、とか九〇年代J-POPみたいな事を言い出しそうなのもキモイのでログアウト。