最近の「純愛ドラマ」って名打ってるやつのことを「女版童貞ドラマ」ってことにしているんだけど*1、もっとスマートな言い方はないんですかね、"純愛"って絶対つけずに、ゼッタイ。「いいか、押すなよ!絶対押すなよ!」*2かといって「処女」っていう言葉を使うと別のイメージが付いてなんか違う気がするし。男、女に限らず童貞はいるんです。*3ああ言い方悪かった、"「純愛ドラマ」イコール「女版童貞ドラマ」"じゃなくて、"「純愛ドラマ」は「女版童貞ドラマ」に含まれる"って意味合いですね。
なんでこんな話をし始めたかというと映画「世界の中心で愛を叫ぶ」*4がクリスマスあたりにDVDリリースが決定し、業者が配ってる告知DVDを延々とループで見てて、どこか近親憎悪みたいな気分にかられたからなのだけども。もちろん見てもない映画をこき下ろすような厨なことはしたくないので内容には口を出さない。あれはあれで成功してるし、原作者もモテモテでしょう、うらやましい。
「女版童貞ドラマ」は男版が醸し出す"ヲタ臭"を分厚いツラの皮で覆っているので、その"童貞クサさ"に気づきにくい、また気づかないで楽しめる、老弱男女すべての童貞に受けいられる、実に商業的だ。これからもこういう作品をドンドン作っていって欲しい。
そういえばTVでやってるような「女版童貞ドラマ」は少女漫画原作のものがすごく多い、女・赤松健が少女漫画家にはたくさんいるんだな。そういえば今やってる「南くんの恋人」は見事に「童貞」→「女童貞」に変わってた。
あ、「童貞」って何回言った?
