ドラえもんの財力の話。

ひみつ道具」は未来デパートで買っているという。確か、カタログを見て購入を決めているという描写もあった。
それを週一でホイホイ新しいのが出せるというのは――間違いなく買物依存症である。商品ではなく買うこと自体が目的となっているのだ。
しかし、ほぼニート状態で野比家で暮らしているドラえもんの財源はどこなのか。その辺りはいまいち不透明だ。
特に何もしていないというなら、おそらく未来JCBカードは停止されている。配偶者も居ないようだし家事手伝いクラスではよくて限度額30万程度だ。たとえそれが未来家事手伝いだとしても。
そもそも、請求書は来るのか。転居の際に住所変更はしたのか。申請用紙へ「云十年前の世田谷」と書いたのでは未来市役所員も首を傾げるだろう。そうすると、ドラえもんは地方出身のサブカル少女的な放浪生活をしている。おそらく未来夜行バス(新宿南口着)で上京している(野比家の机の引き出しに何が入っていたのかはどうしても思い出せない)。


もしくは、日中仕事をこなしているのだろうか。そういう描写は出てこないが、あるとしたら在宅ワークであろう。副業アフィリエイトで月30万時代な昨今、そんなものはお手軽なのだろう。代用のきかない秘密道具を然るべき研究機関や組織へ回し、ある程度のマージンを受け取っているはずだ。そして時々ブログで未来村上春樹の新刊をちょっと紹介すればいいナリ(?)。


が、そんなものは所詮妄想なので説得力がない。

(消去法)結論としての仮説
未来ではmoneyの概念が大きく変わっている