WEBで生成されるグルグルバター その2

津田大介って誰だよ!浅倉大介の親戚か?ショルダーキーボードでもぶら下げて小気味にステップきめてろよ!」という台詞を吐くヤツがいたとして「いやいやあなたプログ界から干されてしまいますよ。http://xtc.bz/を見なさい、あと津田さんの著書は全部読みなさい!*1」――というやりとりを俺は妄想する。
人様の作ったものをクサすからにはおどれが何者なのかを明かしなさい。匿名で言いたい事言うだけやのは、おめーおこつにキキンだが!(暴れ塾用語)という結構ある話だとは思うんだけど。津田さんは最後に「何か作品に対して批評するときは自分の好きなものを列記する」というルールというか作法の案をあげていらっしゃる。これはかなーり誰にでも分かりやすく説いたものだと思うんだけど、従来ならブログにおいてはabout(プロフィール)ページにそういうこと(好きなもの)は書いてあるべきである。aboutに(が)ない場合は?というとアーカイヴ(過去ログ)にあるはずである。が、そんなもん読まれるはずがないし。そもそも多くの電波(批判者)は使い捨てのWEBリソースで語っているだけだったりする。WEBサイトの記事志向化とかほざいたけど、それでも僕らはオサレなツールが作ったデープなリンクで1ページだけ読んでサヨナラな快適ブラウジングを続けるのであろう。現に自分も上記記事しか読んでいない。
作法案。良い案だとは思うけど定着させるのも、仮にしたとしても難しい*2。逆に「これが好き!と言っておけばOK」な安牌は多数存在するし、それ一点突破の硬化プラスチック盾で特攻してくるヤツも居るからである。「俺はキューブリック好きだから新作ハリウッド映画を叩きまくってヨシ!」みたいな思い込み。

そういえば

俺は映画『デビルマン』についてはベタ誉めです。

*1:俺は読んでない

*2:捕捉「願望」ですよ、と。