はてな 初代ファミコンのカセットで、あなた好きだったのは何ですか?エピソードや理由も添えて教えて下さい。

断然「ケルナグール
俺が箱庭ゲーの面白さを知った最初の作品であった。ここで言う箱庭ゲーは、「シムシティ」や「トロピコ」のような箱庭を"作る"タイプではなく。各種ネットワークRPGや「シェンムー」のような箱庭の中を"動き回る"お使いゲーということ。それに、「イーアルカンフー」や「アーバンチャンピオン」の流れから来る対戦格闘の要素を取り入れ、謎解きやレベルアップ、技の習得といったRPGの中毒性の高い部分が一つのゲームに入っている。これで、面白くないわけがない。当時友人間で流行っていた「ゼルダ」に対するカウンター的なものとして始めたが嵌っていくとゼルダなんかより全然面白い。マジオススメ。
エピソード?当時小学生だった私は、既にクエストモードをしゃぶり尽くし対戦モードの研究と入っていた。ある日、弟と対戦していた私は日頃の研究の成果を発揮しようと自ら編み出した"ハメ"を延々と弟にやり続けた。すると、弟は突前切れて暴れ出した。ファミコンをのせていた台やテーブルやらがひっくり返る。かまわずケンカを続ける私たち。しかし、テーブルの上にはビニール袋やらチラシやらが置いてあり、それに灰皿と祖母の吸いかけのキャスターマイルドが……。
数分後、そこには広範囲にわたって焦げたカーペットと灰カス、大声でわんわん泣き続けるバカガキ2人が居た。祖母に慰められながら涙目で、私たち兄弟は幼くして貴重な発見をした……


ファミコンは もえると くさい」