例えば「オリンピックという言葉を聞いたら死ぬ病気」の人は生き残れたか

情報からは逃げられないというお話。この2週間「オリンピック」という言葉を何回聞きましたか?聞いただけじゃなくてもどこかで見たというだけでもいいです。
僕はオリンピックにはまったく興味がありませんでした、しかし谷や北島が金メダルを取ったのは知ってるし、室伏がきわどい名前の外人*1がドーピングで失格になって繰り上げ優勝したことも知っています。
さて、このように人は知る気のない情報まで簡単に頭に入ってきてしまうのです、それは何となくつけてたテレビから、職場や学校での知人の会話から、道ばたに転がってたスポーツ新聞の紙面から、様々な媒体を通じて我々の頭の中へ入り込んできます。完全に情報をシャットアウトした世界では生きられません、それこそ独房でもひきこもりでも。
2002年のワールドカップの時「伊集院光深夜のバカ力」というラジオ番組でワールドカップの試合結果の情報を入れずに何時間過ごせるか、といった内容の企画をやっていました。その企画の結果はよく思い出せないんですがひょんな事から情報が入って結局数時間しか過ごせなかったというものだったと思います。
実際にオリンピックに関わっている人興味を持っている人はどのくらいだったのでしょう、それが世界中に広がるのにどのぐらいの時間がかかったのでしょう、そう考えるとメディアが生む情報の網はスゴイですね。

*1:【きわどい名前の外人】アヌッシュだっけ?